ネットの音楽オタクが選んだ2013年の日本のアルバム ベスト50→1 : pitti blog
オリコンランキングが意味にをなさない現代。ネット上で音楽を語る人々の年末に掲げるランキングをベースにポイントを付けて集計してランキング化する、という最高にクールなランキング。
今年のブロガーズベストランキングはまだかな、と思って検索してみたら、まとめている人の音楽ブログにたどり付き、こんなのをやっていた。
2014年の音楽について話してみた part1 - 音楽だいすきクラブ
これが、もう読み出したら面白くって。とにもかくにも、個人的にツボったところを引用抜粋させていただきました。こうやって、いまの邦楽シーンを時系列のつながりも含めて捉えられるのってとても面白い。
高校の頃に、洋楽ロックにハマったときは、ヤングギターとかギターマガジンとかのロックの歴史とか名盤100選的なものを読みあさり、なけなしのお小遣いで中古CDを買っては、ライナーノーツを読み、「マイケル・シェンカーはエリック・クラプトンの影響を受けているとあったら、シェンカーを聞きたくなったり。シェンカーのお兄さんは、スコーピオンズだ、ジャーマンメタルと言えば、ハロウィンだ etc」的な
ということで、以下、ツボり引用集
Ai 今年は日本におけるEDM元年みたいなとこありますよね。海外からかなり遅れてやってきた。実際、もっと前からジャンルとして認知はされてたんだろうけどセカオワも、デビュー当時からかなり打ち込みだったけど、完全に波に乗った感じがありますし。
引用元:2014年の音楽について話してみた part1 - 音楽だいすきクラブ
いやいや、いきなりEDMが分からない。
俺は、そんなにシーンから遠ざかっているのか!?
世界中でブームを巻き起こしているEDMまとめ - NAVER まとめ
あ、EDMって、Electric Dance Musicか
ぴっち セカオワに行く前に聞きたいのですが、ゲスの極み乙女やパスピエはどう捉えていますか?
ntd 四つ打ちのロックという意味では近いですよね
ぴっち 自分には四つ打ちに対応したテクノなのかなーって思いがあって。要はくるり→アジカン→サカナクション→パスやピエみたいな流れなのかなーって思いがあって
引用元:2014年の音楽について話してみた part1 - 音楽だいすきクラブ
お〜。2014年、自分の中で、ビッグになった、ゲスの極み乙女とパスピエが並べて語られる存在だったとは。
夢 「音楽=騒ぐための理由」みたいになってきてるっての本当にすごく思います。そうなってきたのの原因ってバンド?ジャンル?四つ打ちがどうとかそういうところなんですかねえ。
ntd 僕はBase Ball Bearが元凶かなと。速い四つ打ちで後拍にオイ!オイ!って入れるような曲は7年前のベボベが時代を先取りしてました。
かめ 今もフロアで騒いでる人ら割とthe telephonesとかで「ディスコ!」と歌詞の意味より響きの中で騒いでた人らが多い感じかなーと。DJでかけたら盛り上がる曲として今でもthe telephonesの曲が流れるし。
草野 BRAHMANでいいよもう……。
引用元:2014年の音楽について話してみた part1 - 音楽だいすきクラブ
こういう、シーンの背景に流れる、心理みたいなのを語るのって、楽しいですよね〜。四つ打ちシーンは、Base Ball Bearか、the telephonesか、BRAHMANか、Doping Pandaか。フェスのダンスフロア化っていつからなのかなー、自分は2010だったかなー、あたりにRock in Japanでドーパンみたときに、こんなことになってるのかー、と衝撃だったなー。
草野 そののち、BRAHMANの世代を通過したASIAN KUNG-FU GENERATION、ACIDMAN、ストレイテナー、ART-SCHOOL、THE BACK HORNの2001〜2003年世代がきて、彼らがブレイクした後に、2006〜2007年世代のRADWIMPS、9mm Parabellum Bullet、the telephones、チャットモンチー、Base Ball Bearの世代。
引用元:2014年の音楽について話してみた part1 - 音楽だいすきクラブ
2001-2007、自分が、ソロギターやジャズに系統していた時期だから、この辺りの系譜は勉強になるなー。the band apartやUNCHAIN好きなんだけど、話題にならないなー。
ぴっち じゃなくて、ああでもJ-POPとして立場を作った上で、やりたいことをやるって辺りはサカナクションっぽい気がしました。本当にやりたいことはクラムボンってなんとなく腑に落ちます。
引用元:2014年の音楽について話してみた part1 - 音楽だいすきクラブ
こちらは、パスピエは、売れ線狙いではなく、いまはやっている四つ打ちを手段として、地位を確立し、その後自分のやりたい音楽をやりたい放題やる、方向なのでは、という分析。そうかもー、という感じがする。以前、作曲しているハネダさんのインタビューを読んだことときそんな、まだまだ、やりたいことは全然違う感がでてたなー
かめ 間違いなく二極化はしてますね。
ぴっち 「勝ち上がろう!」というか「盛り上げよう!」?あるいは「そうでない何か」を作り上げる方向というか。
かめ 盛り上げようはShiggy Jr.で、そうでない何かは大森靖子。
引用元:2014年の音楽について話してみた part1 - 音楽だいすきクラブ
大森靖子さんって初めて知りましたが、聞いてみた感じ、刺さる。Shiggy Jr.はいいんだけど、あまり刺さらない。それにしても、以下、2:57あたり「手癖で行けて行こうなんて甘いかな」
あまいかなー、あまいよなー
Ai 音楽だいすきくらぶ含め、ネットで音楽を「語る」人ってもともと四つ打ちシーンにポジティブな人少ないですからね。ネットで音楽「仲間を求める人」に圧倒的な支持を持つが四つ打ちシーンの印象です。
ぴっち というか、語る人が少ないシーンだということはあります?
Ai 音楽ブロガーで四つ打ちシーンを熱く語る人って少ないじゃないですか?みんな客観的に語りたがる。か、そもそも語らない。
草野 聴き浸るタイプが多いと思いますよ、音楽を「語る」人って。体で語ってるタイプが四つ打ち好きには多い印象?
かめ そうっす
Ai だから四つ打ちって学問でいったら体育なんですよね。
引用元:2014年の音楽について話してみた part1 - 音楽だいすきクラブ
で、こちらが、ベストトーク部分。いやー、痛快というか、体育かー。でも、フェスに行くとまさに体育ですね、あれは。VIVA LA ROCK 2014、パスピエで、前方に乗り込んで行って、体感しました。あんなに汗をかいたは久しぶりです
いやー、現時点で、このトーク、(3)まで、ある。続き読むの楽しみだなー。また来週読もっと。大橋トリオも語られてると良いなぁ。とりあえず、今度、BRAHMANとやらを聞いてみようかなー